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卒業生が語る「ハーバード流教養教育」の真の価値

「学生は教養課程を通じて、専攻したい学問領域を探す。この際、各々の興味に徹底的に任せた上で、最大限のサポート行うのがハーバードのやり方だ」と小林氏は語る。
教養課程では興味次第でどのような講義も受講することができる。一つの学問を突き詰めることもできるし、幅広く講義を取ることもできる。さらには、勉強はそこそこに、課外活動やスポーツに精を出すこともできる。
一方、自由であるからこそ責任も発生する。「全てが学生に任せられている分、恵まれた環境を有効に使えるかというプレッシャーもかかる」と小林氏は言う。
小林氏自身も大学3年のとき、進路への迷いを抱き、自分がハーバードで与えられている環境を十分に活かせているか、自信が無くなった時期があった。そこでアドバイザーとも相談し、一度休学してスタートアップや学校作りなどの領域に挑戦し、自分自身を見つめ直す時間を作ったという。 

私も「大学」という環境を十分に活かしきれているか(特にゼミ)に疑問を抱き、休学という選択をしたことを思い出しました。

私にとってもこの1年間の休学は、ゼミで専攻する組織開発を1歩引いた距離から見つめ、実社会や他の学問との比較からその意義を捉え直すことができたという意味で大変意義深い時間でした。

また、私自身がカズゼミに対して深く愛情を抱いていることに気づけたことも思わぬ副産物だったと言えるでしょう。

これには復学直前に参加した春合宿で、他ゼミから移ってきたミズキ達による「仲睦まじいゼミ」という客観的なフィードバックや、歴代のカズゼミを見てきた私自身のゼミに受け継がれる笑いの絶えない風土への気づきがキッカケになったと考えています。

つまりカズゼミのような「時に難しい課題に立ち向かいつつも、振り返れば笑っている時間のほうが長い組織」に対して私は愛情を抱くのだいう気づきを得たのです。

そしてそのような組織に対して、私は主体性を持って、尽くしていきたいと思うのだと考えるようになりました。

 

話は逸れましたが、自分を見つめ直す休学期間を経て、大学でどのように生活すべきかという私自身への問いについて答えてみます。

それは「ビジョンを描き、戦略を定め、実行すること」ではないでしょうか。

ビジョンなくして戦略はなく、戦略なき実行に学びは少ない

これは今年1年間の休学期間を経て、得た大切な学びの1つです。

ビジョンを掲げ、それに対して自分なりに戦略を立て、戦略の実行を行う。

戦略が完遂できなければ個人の実行力が悪い。戦略が完遂できてもビジョンが実現できなければ戦略の立て方が悪い。

目の前のことを実行するのに力を割けば、先のことまで注意が向かないことはどうしようもないことです。

そのため、実行時に少しずつ軌道が逸れてしまうのは当然のことでしょう。

だからこそ目的に合わせた形で進めるように軌道修正をすることが求められます。

その軌道修正を適当な形で行うには、ビジョンと戦略が必要不可欠です。

ビジョンだけでは遠回りをしてしまうので、戦略もまた、細かい軌道修正には必要となるのです。

 

今年度の私のビジョンは、「カズゼミの発展に貢献すること」にしてみようかな。